Continuumはハードウェアデバイス、それともソフトウェア、あるいは全く別のものですか?

Continuumは、ソフトウェアとハードウェアの両方からなり、ポータル(映像通信専用デバイス)と、モバイルアプリ、ウェブインターフェース、スマートウォッチなどを含む、複合デバイスによる総合的コミュニケーションプラットフォームです。 

Continuumは、4つのコンセプトによりデザインされています。

  • ポータル:高再現性の映像通信デバイスで、擬似的に空間を繋ぎます。
  • プレゼンス:離れた場所にいる相手が、話せる状況にあるか確認する機能です。
  • ストーリー:スケジュールが異なっていても、キャッチアップを容易にする機能
  • アシスタンス:情報の抽出・合成・シェアを自動で行う機能

Continuumは、主に「ポータル」と呼ばれる機能を通して体験することになります。ポータルは、高性能オーディオを搭載した高再現性の壁面型(床から天井まで)大画面ディスプレイで、このポータルを配置した部屋を設計し、遠隔コミュニケーションや共同作業を可能にするユニークな空間をつくることを目標としています。
部屋の壁面全体にポータルが設置され、人やものが等身大に移しだされ、離れた場所にいる人が同じ部屋にいるかのような、視覚的・聴覚的にも臨場感あふれる空間を想像してみてください。

また、電話、ノートパソコン、スマートウォッチで使用可能なソフトウェアアプリケーションを通しても、Continuumを体験することができます。Continuumアプリは、Slackやメッセンジャーツールと類似したツールですが、オンラインツールよりもポータルを通した「人を繋ぐコミュニケーション」に特化してデザインされていて、離れた相手が話せる状況にあるか容易に判断できる機能(プレゼンス機能)が追加されています。また、Continuumには、リモートワークで互いの進捗情報のキャッチアップを容易にする機能(ストーリー機能)も備えられています。この「ストーリー機能」には、メモ帳・プロジェクト管理の更新・チーム内の情報共有などのタスクを自動的に行うAIベース(機会学習ベース)の「アシスタンス機能」が含まれています。

私たちのチームは、これまでの経験と強みを発揮できる、基礎ソフトウェアプラットフォームとサービスの設計・開発に焦点をおいており、ハードウェア面では、プロトタイプの開発を通して、協力企業が世界中で製造、販売、設置が可能となるような体制を整えます。2018年には、信頼できる団体や、様々な企業・コワーキングスペース・公共施設等の協力団体と共同で、初期バージョンのテストプロジェクトを開始し、現実のシナリオで、縦断的ユーザーテストを通じて、ソリューションをより洗練していきます。2018年後半には、R&Dフェーズから実地フェーズに移行し、戦略的パートナーと協力して企業や大規模組織向けに、拡張性があり商業的に実現可能な製品を開発したいと考えています。さらに、経時的に、小規模組織、地方企業、家庭でも利用可能となるよう、拡張性及びコスト面での改良を図ります。
 

スカイプやビデオ会議ツールとどのように違いますか?

Eメール、チャット、Slack、Skype、Hangoutなど、現代の多くのオンラインコミュニケーションツールの場合、私たちは、そのテクノロジーの範囲内で可能なコミュニケーションスタイルに合わせる必要があります。同じ空間にいるときのような、自然なコミュニケーションをとることができません。これらのツールではニュアンスを伝えるのは難しく、単純な質問ですら長く複雑なコミュニケーションが必要となったり、Eメールやチャットスレッドの前後を時間をかけて見返すことが必要となったりします。また、ビデオ会議のスケジューリングやセッティングに、多くの時間と労力がかかっているのが現状です。

さらに、これらのツールは、信頼関係を築き、人間関係を向上させるのに必要な、細かいニュアンスが伝わるような自然なコミュニケーションをとるものではありません。最新の映像通信ツールであっても、視野・視界が小さなフレーム内に限定・縮小されてしまうため、視線を合わせたアイコンタクトや、全身のジェスチャーを伝達するようなコミュニケーションは困難です。また、映像の質や音声の質により、コミュニケーションが低下することも少なくありません。

コンティニュアムは、テクノロジーやデザイン、建築などを組み合わせ、離れた場所にいる人々が同じ部屋にいるかのような、共有体験を生み出す技術です。「ポータル」は部屋の一部に建築物として組み込まれ、常に作動しているため、ビデオ会議システムのような「装置」として認識されることはありません。シームレスで透明な「窓」として機能し、純粋に2つの空間を1つに統合します。

ポータルの「大きさ」「シンプルさ」「リアルさ」は、異なる2地点間でのface-to-faceでの自然なコミュニケーションを可能にします。スケジュール調整をしたり、映像や音声等のセッティングをしたり、ブラウザのタブやアプリケーションを切り替えたりする必要はありません。建築構造物の一部としてデザインされるため、設置される空間が現状としてどのように使われているかを考慮する必要があります。ポータルが各オフィスの休憩スペース同士を繋げる場合、普段の休憩時間に、別のオフィスで働く同僚とコーヒーを飲みながら話をすることもできますし、デジタルホワイトボードを併用すれば、同じホワイトボードの前にいるかのように、離れた場所にいるチームメイトたちと、絵を描き、共同で作業することも可能になります。

このような技術の進歩を通し、私たちの開発するContinuumは、既存のツールでは難しかった、離れた場所にいる人とのカジュアルで自然なコミュニケーションを可能にし、信頼関係の構築を助け、個人・チームを問わず、より効率的な働き方を可能にします。
 

Contiuumはどのような環境・場面で使うことができますか?

技術コストが低下し、インターネット接続環境も向上していけば、Continuumは、オフィス、コワーキングスペース、コミュニティセンター、病院、学校、家庭など、様々な場面で離れた場所を繋ぐために使うことができます。具体的には、次のような導入環境を想定しています。
 
大企業で働く遠隔チームのためにー
Continuumチームの代表者である川口良とTaj Campbellの前職であるGoogleを例とした場合、ポータルは、ミニキッチンやラウンジ、カフェテリア、イベントスペースなどへの設置を想定しています。世界中にある遠隔オフィスを繋ぐことで、リモートで働く同僚達と気軽に会って話をしたり、一緒に作業をしたりすることも可能になりますし、メンバー間の信頼関係を維持するために、オフィス間を頻繁に飛び回ったり、会議室でビデオ会議を頻繁に行う必要もなくなります。


ネットワークを広げるコワーキングスペースのためにー
FabCafeやWeWorkといったコワーキングスペースの場合、ポータルは、イベントスペース、プライベートミーティングスペースや、講義室といったスペースに設置することを想定しています。これにより、全国のコミュニティのメンバーがイベントを通して繋がったり、ワークショップに参加したり、コミュニケーションをとったり、各都市を移動中でも、チームメンバーと会って繋がりを保つことも可能になります。また、こういったコミュニティでは、フリーランスや起業家間での仕事やコレボレーションの機会を創造したり、互いに雇用契約を結びやすくなったり、複数箇所にまたがるグローバルチームを作りやすくするでしょう。

乳幼児をもつ母親のためにー
専門の保育施設やホーム・オフィスにポータルを設置した場合、長期の出産・育児休暇中、フレキシブルに職場と繋がれるようになり、フルタイムで保育施設に預けられる年齢になったときに、職場に復帰しやすくなるでしょう。

田舎住まいの高齢者のためにー
地方の高齢者養護施設と近隣都市の大規模医療施設とをポータルで繋げた場合、特定の治療のために頻繁に主治医のもとを訪れなければならないような慢性疾患を持つ患者の医療費、交通費を削減し、通院の負担を軽減し、治療を継続しやすい環境をつくることも可能となるでしょう。

学生のためにー
高校の教室と大学の研究室などをポータルで繋げることも可能です。この場合、地方の小さな高校であっても、様々な授業・コースを受講し、同じ志をもつ仲間を作ったりできるようになりますし、学校の所在地や規模を問わず、ユニークなバックグラウンド・専門性をもつ講師の授業を受講することも可能になります。Continuumの導入より様々な教育機会を得られるようになるでしょう。
 

なぜContinuumは「ソーシャルイノベーション」プロジェクトなのですか?Continuumの社会的影響はどのようなものがありますか?

Continuumプロジェクトは、シームレスに空間を繋げ、リモートワークや遠隔コミュニケーションを向上させることにより、「場所にとらわれず、好きな場所に住み、より自由に働ける機会を創る」ことをミッションとしています。フレキシブルな労働環境を整え、長距離通勤や頻繁な出張の必要性を減らし、地方における雇用を創出と教育機会の増加に貢献したいと考えています。

  • 東京に通勤している人の55%以上が、片道1時間以上かけて通勤しています。これは、一生涯に換算すると、なんと、2.5年もの時間を通勤に費やしていることになります。仕事で移動する機会や距離を減らすことで、家族や地域社会と交流する時間や、睡眠時間、自己成長に費やす時間を増やしたり、エネルギー消費を減らして環境を助けることにもつながります。
  • 日本では、65%の女性が、出産後に仕事に復帰していません。技術革新により、親と子の生活(家庭生活)は劇的に改善されるでしょう。専門職として職場に残りながら、より多くの女性や家族が快適に育児をすることが可能となり、大きな経済効果ももたらされるでしょう。
  • 日本では、この20年の間に、900にも及ぶ町や村が消えていくと言われています。この原因の多くは、若者や若い世代が、仕事や教育、医療面で選択肢に富む都心へと流出し、地方に高齢者が取り残されたためです。もし、Continuumのような技術が、地方における雇用・教育環境を改善させることができるとしたら。より多くの人が生まれた町や村にとどまり、あるいは、出身地へと戻っていくのではないでしょうか。今日、東京の40%以上の人が、雇用・教育環境が改善すれば、都市部を離れて暮らしたいと考えています。

社会をよりよくしたいという願いは、これらの例に限定されるものではありません。Continuumの開発と試験を続けながら、様々な人たち、地域社会、企業、組織の方々と、ビジョンや未来について話し合い、議論を交わし、Continuumを通して離れた場所と人を繋ぎ、日々の暮らしを豊かにしていきたいと切に願っています。

Continuumはソーシャル・エンタープライズ(社会的企業)ですか?

ソーシャル・エンタープライズは、ひとと環境の幸福を最大限に向上させる商業戦略を練る組織です。社会的企業は、営利・非営利を問わず、設立国の法律に応じて様々な形態をとることが可能です。社会的企業と商業的企業(営利企業)との最終的な違いは、その社会的使命の成功が、潜在的利益と同じくらい重要であるかどうかです。

わたしたちは社会的企業として、社会的使命を核とし、支持者に対し活動と経営の透明性を保ちます。また、私たちの開発するプラットフォームから恩恵を受け、開発をする様々な組織に対しても、出来る限り情報をオープンにし、継続的に関わっていきます。

Continuumは、現代の労働環境を大きく変える可能性をもっており、大企業やスタートアップに対しても、職場環境面で、企業の成功の一助となるでしょう。また、経時的にContinuumのコストを下げ、技術と事業を拡大するため、戦略的な商業機会を追求することも重要だと考えています。

私たちはの活動は、社会的影響を大きく受けるため、Continuumがより多くの人に届くよう、切実に資金提供やパートナーシップの機会を求めております。また、私たちは、非営利の社会活動と商業活動とを並行して活動しておりますので、Continuumの潜在的な社会的影響力を評価するため、開発初期段階から、一般に公開されたコワーキングスペースや公共施設でのパイロットプログラムを実施したいと考えています。

クラウドファンディングの支援者として、どの様な恩恵が得られますか?

クラウドファンディングReadyforの支援は、プロトタイプ開発の資本面での強力な支援となるだけでなく、「Continuum」や私たちのビジョンに、多くの方々や組織・団体がご賛同してくださっていることを、日本財団や将来的なパートーナーにしっかりと明示することにつながります。また、短期的には、支援者数がソーシャルイノベーションアワードの選出にも直接的に影響を及ぼします。つまり、みなさんの支援により、私たちがアワードの受賞し、3年間の支援を受けてContinuumを開発できるかどうかが決まります。

支援の返礼としましては、Continuumに関する情報や開発最新状況、設計フェーズでのプロトタイプの試用・体験、製品の上市時における早期導入プログラムの優先受付など、長期的な関係を築ければと考えています。

また、アンバサダー(10,000円)以上の支援者を対象に、チームメンバーと直接会うことができるプライベートイベントを開催します。イベントでは、東京のオフィスと長野の醸造所をContinuumで繋ぎ、プロトタイプの初運用を体験できるソーシャルイベントを開催します。このイベントでは、特製クラフトビールを作ってくださっている野沢温泉のAJBブルワリー(酒造)とコレボレーションし、Continuumの「ポータル」を通して酒造の方々と会って話すことができます。海外の方などイベントに参加できない方には、後日、ビールをボトルにし、AJB経由で記念品として配送いたします。

スポンサー(250,000円)からビジョナリー(5,000,000円)の支援者あるいは支援組織を対象に、ウェブサイト、ソーシャルメディア、プライベートイベント等でスポンサーとして認定いたします。さらに、初期開発段階にチームメンバーや協力団体と交流できる機会が設けられます。
 

クラウドファンディングで得た資金でどんなことをするんですか?

クラウドファンディングで得た資金は、主に、非営利またはソーシャル・スペースを対象とした、Continuumの初期プロとタイプ用のハードウェアやソフトウェアの開発、インストール、維持費用および試験運用に充当されます。施設・場所等を選定する際、潜在的なContinuumの社会的・経済的影響力がより理解しやすい、コワーキングスペース、学校、コミュニティセンター・公民館およびその他のスペースといった、一般に開放された規模の大きなコミュニティから選定します。

そのほか、日本財団により選定されたクラウドファンディグのプラットフォームReadyforに対するプラットフォーム使用料及び支払い処理等のサービス料金として支援額の17%を、アンバサダー(10,000円)以上の支援者向けのイベント費用(施設料金、飲食代金、交通費、輸送費、その他イベント関連の費用)として支援額の20%を使用いたします。
 

日本財団から助成金を受けられなかった場合どうなりますか?

日本財団から助成金を受給できた場合、5000万〜1億円の資金提供が受けられます。これにより、2018年に使用する開発費用と試験展開費用の大部分をまかなうことができます。その場合、即座に人員確保と製品開発に移行できるため、2018年の夏頃に第一段階のプロトタイプの開発を目標とすることが可能です。

助成金が受けられなかった場合、その他の資金やパートナーシップを確保するまでは、人員の雇用と開発を停止する必要があります。幸いにも、ソーシャルイノベーションアワードに向けての活動中に、自身のコミュニティの構築と潜在的なパートナーと出会う機会を作ることができました。短期的な戦略とタイムラインを大幅に変更する可能性は残りますが、同様のタイムラインでContinuum事業を継続できるよう最善を尽くします。

そのため、私たちは、助成金を受給し、日本財団とともに仕事を継続する機会を切に願っております。Continuum(一般社団法人WorkAnywhere)は、社会的企業であるため、ソーシャルイノベーションアワードにより支援を受けることは、短期的な資金調達方法として、また、NGOや地方公共団体との信頼関係を構築し、社会的影響を加速する上で、最善の方法であると考えています。日本財団およびソーシャルイノベーションフォーラムにご来場の皆様に、私たちの試み、Continuumについてしっかりとお伝えするよう努力しつつ、12月中旬のアワードの結果を待ちたいと思います。
 

ベンチャーキャピタルやその他の組織から追加支援を探していますか?

新規テクノロジー製品開発には人件費と研究開発費が重要な位置を占めますように、Continuumは資本を多く必要としますので、助成金や投資家、その他のパートナーによる資本面での支援なしには実現不可能といえます。パートナーは、エンジェル投資やベンチャーキャピタル等の可能性もありますし、特定の権利等と引き換えにハードウェア開発費用を負担してくれるハードウェアパートナー企業、初期の試験運用時にContinuumのインストール費用を提供してくれるような大企業などの可能性もあります。いずれのケースであっても、私たちのビジョンと社会的ミッションを共有し、長期的に持続可能な道を創っていける、経験と実績を有するパートナーを探します。

いつ試すことができますか?

私たちは、すでにContinuumの最もベーシックなプロトタイプを開発しており、11月18日ソーシャルイノベーションフォーラム2017のブース展示会場(東京国際フォーラム)で、床から天井までの「ポータル」機能のデモンストレーションを予定しています。低予算のディスプレイと音響機器を使用し、ソフトウェア機能も限定されていますが、このデモンストレーションを直接目で見て体験することで、私たちが開発を通してどんな未来を作ろうとしているのか想像していただけるものと信じています。

しかし、今回お見せするデモンストレーションは、デザイン面においても、ハードウェア・ソフトウェアの面においても、実際目指している製品とは著しく異なります。そこで、2018年は、市場展開に向けた商業的に現実的な製品をつくる前段階として、大部分の時間を設計、開発、プロトタイプ試験に費やす予定です。

クラウドファンディングの支援者の皆様方に、2018年春に、テクノロジーや開発の進捗をお見せする機会を設けたいと考えています。また、2018年夏までに、どなたでも利用可能な場所にContinuumの「ポータル」の第一段階の試験運用機を設置したいと考えています。
 

組織や企業、自宅にインストールできるようになるのはいつ頃になりますか?

製品の評価・フィードバックを収集するため、各種パートナーの協力のもと、2018年にテストバージョンを導入します。もし、このフェーズでContinuumを試験的に使用したい場合はご連絡お願いいたします。2018年の早い段階で、申請方法に関する情報や要件を公開する予定です。

個人やホームユーザーに対しては、2019年に試験を開始したいと考えています。2018年後半に、改めて詳しい情報をお知らせします。

Continuumをインストールするにはどのくらいの費用がかかりますか? 一般人でも手頃な価格で使えますか?

シスコのIX5000のような今日の主要な映像通信ソリューションは、ハードウェアだけで300,000ドル(3000万円以上)のコストがかかります。Continuumは、これほど高額にはならないと考えておりますが、この例は既存のハイエンドソリューションの市場を断片的に示しており、一部の企業では、高額な旅費やコミュニケーション不全を補うため、強固な映像通信ツールに対し、多額の資本を投入する意思があることを示しています。

各地にチームが分散している場合や企業の場合、Continuumへの投資額は、オフィスの不動産にかかる諸経費、旅費交通費、生産性、労働力の維持といっ点で相殺されるでしょう。技術が日々進歩するおかげで、経時的にContinuumのハードウェアやサービスのコストは低下していき、おおよそ5〜7年のうちに、中小企業や個人でも、費用対効果が高まり、使いやすい環境になると確信しています。
 

インターネット接続問題をどのように解消しますか? その他の技術課題やリスクとしてどのようなものが挙げられますか?

日本国内での使用に焦点を当てた場合、当面は接続性の問題はほとんどありません。日本には、世界で最も優れたインターネット環境が整備されており、小規模な都市や町であっても、高速光ファイバー環境や広範囲にわたる高速無線技術が備わっています。また、長期的には、インターネット接続環境は世界的に一定の比率で徐々に改善されていくと思われます。

よりリアルな環境を再現するためのハードウェアとソフトウェアを組み合わせには、多くの技術的な課題が存在します。たとえば、画面上に設置されたカメラには、人間の目のような視覚機能がありません。そのため、FacetimeやSkype、その他の多くの映像通信システムが、上から下に見下げるような視界で表示されてるので、話している相手とお互いにアイコンタクトをとることほぼありません。コンピュータビジョンやグラフィックス、処理能力が向上するにつれ、ハードウェアによる体験を、より素晴らしいものにする優れたソフトウェアの開発が可能になると信じています。例えば、カメラの視点・視界を補正することでアイコンタクトを可能にしたり、音声品質を向上させるようなソフトウェアの開発が可能になるでしょう。低コストのハードウェアからより優れたリアルさとパフォーマンスを引き出し、今日存在するソリューションよりも、より優れて価格を抑えたソリューションを実現します。